【投資信託】ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)の特徴

今回は大和アセットマネジメントの「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」を紹介します。

※本ブログでは個人的な見解を交えて紹介をしています。

 あくまで投資判断はご自身が納得した上で行ってください。

①ファンドの特色

 商品名の通り、J-REIT(不動産投資信託)に関する投資信託で、東証REIT指数に連動した運用を行います。またこの銘柄は毎月分配型となっており、毎月15日に配当金が分配されます。ここ最近は1万口あたり80円の配当を行っており、非常に高配当になっています。

②信託手数料

 0.792%/年となっており、REITの中で見たら平均的な信託手数料となっています。外国株式や債券などと比べ、手数料は高くなっていますので、長期的かつ資産が増えるほど手数料が重くかかってきますので、それに見合うリターンがあるかを見極める必要があります。

③純資産が莫大

 投資信託の平均純資産は約200億円と言われている中、この銘柄は純資産が3,929億円(2021/3/19時点)と莫大であることがわかると思います。高い分配金を出し続けていることもあり、人気の高さがうかがえます。

④再投資をすればリターンは期待できる?

 分配金を受け取るか、再投資するかでリターンが変わってきます。基本的には運用成果に対して分配金の額が大きいため、タコ足分配状態となっています。(利益では足りず原資を分配金に回している)そのため、分配金が出た後は基準価格が下がっていることがあります。仮に再投資した場合、直近5年を見れば3.79%程度のリターンが出ています。逆に受け取りにして、ほかの投資信託へ再投資するというのも一つの手かと思います。

高い分配金が魅力の商品ですが、手数料の高さとタコ足分配になっていることを理解した上での投資が必要となります。

私自身はコロナショックで基準価格が下がった際に買い増ししたこともあり、いまのところは+運用ができています。不動産業界はコロナ以前に戻りきっていないのでしばらくは保有しながら、動向を見守ろうと思っています。

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