2021年10月時点の我が家のポートフォリオをまとめてみました。
10月は各社から続々と決算発表がありました。
半導体をはじめとする経済敏感株の好決算、鉄道・空運の通期下方修正、フェイスブックの社名変更に伴う関連株の高騰などなど。
日本の衆院選も無難に終わったこともあり、上値が重いものの日経も上がりつつあります。
11月はFOMCが開催され、テーパリングの開始が明確化するとみられています。
一時的にボラティリティが高くなる可能性がありますので、注意する必要があります。
それでは2021年10月の我が家のポートフォリオを振り返ります。
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私は「15年後まで」に「6000万円」を貯めて「サイドFIREする」ことを目標としています。
倹約や節税を勉強して出費を減らしつつ、副業にもチャレンジして入金力を上げようと日々奮闘しています。
そんな比較的短期間で経済的自由を手に入れようとしている私がどんなポートフォリオなのか、マンスリーでまとめていますので、似たような境遇の方の参考になればと思います。
なお、銘柄なども包み隠さず紹介したりもしますが、同じ銘柄への投資を推奨しているわけではないのでご理解いただければと思います。
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2021年10月の資産状況
2021.10末(円) | 2021.9末(円) | 前月比(%) | 2020.12末(円) | 前年比(%) | |
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現物株(日本) | 4,965,900 | 3,865,700 | 128.5% | 2,381,740 | 208.5% |
現物株(米国) | 1,461,926 | 1,366,126 | 107.0% | 0 | - |
ETF(米国) | 1,301,536 | 1,117,894 | 116.4% | 0 | - |
投資信託(日本) | 661,222 | 668,604 | 98.9% | 767,122 | 86.2% |
投資信託(米国) | 1,928,206 | 1,693,914 | 113.8% | 824,566 | 233.8% |
企業型DC | 83,513 | 62,301 | 134.0% | 0 | - |
仮想通貨 | 258,673 | 100,000 | 258.7% | 0 | - |
その他現金等 | 2,457,022 | 4,420,427 | 55.6% | 6,345,252 | 38.7% |
【合計】 | 13,117,998 | 13,294,966 | 102.5% | 10,318,610 | 127.7% |
前月から集計する項目を追加しています。
仮想通貨:適当に買って放置しているXRP(リップル)とIOSTを追加しました。
仮想通貨はほんとに適当にただ持っているだけです。(今月IOSTを買い増しましたが。)
ボラティリティの大きさを楽しんでいただければと思います笑
【日本】現物株
日本株は前月より100万円程度増えています。
これは狙っていた銘柄が下落したので押し目買いをしたものです。
具体的には「トビラシステムズ【4441】」を買い増し、「武田薬品工業【4502】」を新規に購入しました。
武田薬品工業は、治験中であった睡眠障害の治療薬について中断する報道がありました。
期待の高い治療薬だったこともあり、売上に影響することが嫌気されて約500円下落しました。
コロナショック時と同等くらいまで下がったわけですが、元々高配当だったのがこの下落で配当利回り5%超えになったことに加え、今後ノババックス製のワクチンの流通を武田薬品が担うこともあり、狙い目だと考えて購入しました。
昨日、ノババックス製ワクチンがインドネシアで緊急使用承認を受けたとのことで、今後普及が加速する可能性があります。
ちなみにノババックス製のワクチンは有効性の面でモデルナやファイザーの「mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン」と同程度とみられる一方、「(抗原となる)新型コロナウイルスの一部のタンパク質を投与することで免疫反応を促す」という従来からある技術を用いていることから、mRNAワクチンに抵抗感がある人にも受け入れられやすいと考えられています。
最近ではあまり報道にあがりませんが、mRNAワクチンは新型コロナをきっかけに生まれたワクチンですので、接種による影響に関するデータが圧倒的に不足しています。
ウイルスの遺伝情報を打ち込んだ結果、将来的に問題がないとは言い切れないのです。
その点、ノババックス製のワクチンは信頼と実績のある技術ですので、今後の主流になる可能性があると予測しました。
【日本】投資信託
日本の投資信託は2銘柄持っており、いずれもREIT関係になります。
まだ投資を始めた右も左もわからないとき、「やっぱ毎月配当だな!」と一般NISA枠で無邪気に買ったダイワJ-REITオープン(毎月分配型)と三菱UFJ国際Jリート。
その後、タコ足配当だとか毎月配当型は地雷だとかの情報を見たり、2021.4からは減配になり、どうしようかとも思いましたが、ソワソワしながらも、まだ保有を続けています。
なぜ、ダイワJ-REITが減配となっても保有し続けているのかは以前まとめた記事をご一読いただければと思います。
なんかもう早く手放したいです笑
【米国】現物株、ETF、投資信託
円が130円付近になったタイミングと、成長期待で保有している銘柄が一時的に下がったタイミングが重なったので、現物株を10万円分程度を買い増ししました。
ETFは単純に値上がりの影響で増加、投資信託は定期積立と値上がりの影響で増加しています。
今後のテーパリングや利上げによっては大きく動く可能性がありますが、特に気にせずガチホします。
【その他】現金、仮想通貨など
現物株の買い付けをしたり、仮想通貨を買ったりしたので現金比率は低下しています。
元々の戦略として、現金比率は30%程度もしくは300万円を一つのボーダーとしていましたが、今月だけ見たら少し低くなりすぎているのかなと思います。
ただ、日本株は一時的に持っている銘柄が多いので、様子を見ながら利益確定を進めていきます。
まとめ
11月は何といってもFRBによるテーパリングの開始宣言に注目です。
11/3のFOMCを経て、テーパリングのペースと利上げの時期が市場の折り込んでいる予想と反した場合、大きく影響を受ける可能性があります。
例えばテーパリングのペースでいうと、前回のFOMCでは「2022年半ばまでに完了」とまでは言及しているものの、毎月均等に縮小するのか、国債と住宅担保ローンを同時に縮小するのか、などまだ不明確な部分があります。
もし急激に縮小を進めるようであれば、市場は嫌気する可能性があります。
いずれにせよ、相場の急変に焦ることなく、状況を見極めてから動くようにしていきたいと思います。
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