【メリットしかない】初心者がやるべき証券会社の使い分けとおすすめ3選

みなさんはどこの証券会社を使っているでしょうか。
投資を始めるハードルがどんどん低くなっている中、ここ数年で投資を始めている人が急増しています。
合わせて各証券会社もアピール合戦をしており、ユーザーも選択肢が多くなっています。
私自身も口座開設にあたってはどこの証券会社にしようか悩み、なんとなく有名どころを選定した記憶があります。
また、なんで複数の証券会社を使い分ける必要があるのか理解できませんでしたので、使い分けのメリットデメリットも含めて、私が考える、証券会社の選び方と使い分けを駆使した活用方法を紹介します。

証券会社を選ぶ際のポイント

証券会社選びをするのにあたり、ポイントは3つあります。
①どの投資商品を買いたいのか(または将来どんな投資をしたいか)
②銀行口座、ポイントカードとの提携サービスがあるか
③購入単位、頻度はどれくらいか

①どの投資商品を買いたいのか(または将来どんな投資をしたいか)

日本株式、外国株式、債券、FX、CFD・・・など投資にはいろいろな種類があります。
このうち、何を買いたいか、または将来どんな投資をしたいでしょうか。
なぜこんなことをいうのかというと、証券会社によって取り扱っている投資の種類と銘柄が違うからです。
例えば、松井証券を例に挙げると、外国株式を扱っていません。(2021.8現在)
もしあなたが外国株式に投資をしたい場合は他の証券会社を選んだほうがいいということになりますが、国内株式及び投資信託だけであれば、一日の約定金額が50万を超えなければ取引手数料が無料というメリットがあります。
長期的に付き合っていくことになるので、目的に合った証券会社を選ぶことが必要です。

② 銀行口座、ポイントカードとの提携サービスがあるか

銀行口座との提携がなぜ重要かというと、投資商品を買う場合は、銀行口座から証券口座へ現金を移動する必要があります。
通常であれば振り込みと同じ扱いになるため、振込手数料が発生することになります。
ただし、証券会社と銀行が提携をしている場合、資金の移動による手数料が無料になったり、自動で移動できるサービスもあります。
例えば楽天証券であれば同じグループである楽天銀行と連携することで、手数料無料はもちろんのこと、株などの購入時に楽天銀行の残高も踏まえた購入余力が表示され、購入時に証券口座の残高が不足している場合は自動で振替をしてくれます。
更には楽天ポイントがたまったり、ATM手数料が最大月7回まで無料になったりという特典もあります。
ポイ活ができるかという点も非常に重要です。
前述した楽天証券であれば楽天ポイント、SBI証券であればTポイントなど、自身がよく使うポイントカードに合わせるというのも手です。
ポイントはたまるだけでなく、投資商品の購入にも使うことができるので、お買い物でたまったポイントを投資することもできます。

③ 購入単位、頻度はどれくらいか

国内株式を購入する際は基本的には100株単位となるため、それなりに初期資金が必要になります。
加えて、リスクをできるだけ抑えたい方にとっては、購入単位を自由に変えられたら便利ですよね。
(参考ですが、米国株式は1株単位で購入できます。)
こういった方のために1株単位で購入できる証券会社もあります。
例えばSBIネオモバイル証券の場合は、月間取引金額に応じて定額料金を払う以外の手数料はかからずに売買ができ、1株単位で株式を購入することができます。
SBIの特徴であるTポイントでの投資も可能ですので、まずは気軽に始めたいという方には向いているといえます。

私が選んだ証券会社3選

投資を始めて1年半が経ちましたが、いままで開設した証券会社の中から特に使い勝手のいいと感じている証券会社を紹介します。
ちなみに私はデイトレードのような頻繁な取引はしませんので、取引手数料はあまり気にしていません。
ただ、取引手数料は各社でしのぎを削って争っているので、頻繁に取引する人以外は誤差かなと思っています。

【米国株式を始めたい方必見】SBI証券

もはや鉄板の選択肢であるSBI証券です。
・国内外様々な投資商品を扱う万能型
・取り扱い銘柄、IPOも充実
・SBI銀行の為替手数料が最安
・Tポイントとの連携

最大手の証券会社のため利用者も多いというのが安心できます。
取り扱い銘柄も申し分ないラインナップを誇り、IPOも全体の9割以上をカバーしているそうです。
最大の特徴はSBI銀行の為替手数料が最安であることです。
片道の為替手数料は円貨決済だと1ドルあたり0.25円となりますが、SBI銀行で円からドルに換えてからドル決済をすると、1ドルあたり0.04円になり非常にお得です。
米国株式に投資したい方はSBI証券を選べば間違いありません。
また100円からの積立投信が可能であったりと、投資が初めての方や資金が少なくても投資が始められます。
また最近は三井住友カードで投資信託や株式を購入するとVポイントがたまるサービスも開始されており、投資をしながらポイントをゲットすることもできます。
SBI証券のサイトはこちら
三井住友カードのサイトはこちら

【楽天経済圏ならこれ一択】楽天証券

SBI証券にすごい勢いで追随しており、楽天経済圏の方であれば絶対に開設をしたほうがいいです。
・ハッピープログラム、マネーブリッジによる楽天銀行との連携
・楽天カードによる決済でポイントの付与
・国内外の銘柄取扱数が豊富
・取引アプリが使いやすい

特に楽天銀行との連携が絶大な効果を発揮します。
ATM手数料無料回数の増加、手数料に応じた楽天ポイントの付与、楽天ポイント獲得倍率アップ、楽天銀行の利率アップなどなど・・・楽天経済圏ユーザーに対するメリットが半端なく多いです。
また、投資信託の積み立てを楽天カード決済に設定することで毎月最大500ポイントを獲得することができます。(5万/月積み立てた場合)
買った瞬間に1%の利率がつくようなものなので、非常にお得感があります。
取引アプリも充実しており、スマホアプリ・PCアプリともに有料級の性能がありながら無料で使えます。
楽天特有のエントリーや設定をしないと恩恵を受けられないのがちょっとめんどくさいですが、初期設定方法はYouTubeなどでも動画がいっぱいありますので、参考にしてみてください。
楽天証券のサイトはこちら

【銘柄分析の神】マネックス証券

マネックス証券は知人にすすめられて開設しただけだったのですが、試しに色々見てみるとかなりの神サイトでした。
・銘柄分析が超充実
・米国企業の投資情報が日本語訳されている
・単元未満株の取り扱いもあり

とにかく銘柄分析が超優秀です。
基本的な指標はもちろん、企業の過去の四半期ごとの決算推移が見れたり、セクター別の売上比率も一目で確認できます。
なかなか過去の四半期決算がまとまっていることはないので、決算進捗率と照らし合わせて確認したりできます。
米国企業の情報も日本語で見れるのも魅力であり、情報集めや新規銘柄発掘をしたいときに最適です。
マネックス証券のサイトはこちら

証券会社の使い分け方の一例

投資を始めた当初は、資金が分散することで管理しきれなくなるのでは?と思い、SBI証券だけを使っていましたが、もともと楽天経済圏であったこともあり、楽天証券を開設したことをきっかけに、投資対象に合わせて証券会社を使い分けることでメリットを感じました。
・投資期間別に管理ができる
・各証券会社のいいとこどりができる
・いろいろな角度から情報どりができる

私の場合は、
SBI証券・・・【中長期投資】一般NISA枠、米国株式
楽天証券・・・【短中期投資】国内株式、積立投資信託
マネックス証券・・・銘柄分析

のように使い分けています。(マネックス証券にお金落としてなくてすみません・・)

私の場合はどうにも投資信託とか株価の動きを見たくなってしまいます。
そのため、中長期用と短中期用で証券口座を分けています。
基本的にSBI証券ではNISA枠の定期購入または枠を使い切った時点でログインしません。
楽天証券はアプリが使いやすいので、通勤時に株価をチェックして、気になる銘柄の株価動向を予想しながら見ています。
マネックス証券は完全に銘柄分析用として使っており、休日の日だけログインしてみています。
他にも気になる銘柄があったときは株探を活用しています。
無料でも十分すぎる情報が集まっていますので、買おうかなと思った銘柄があったら、買う前に必ずチェックしています。


まとめ

証券会社での口座開設は無料ですので、まずは開設してみてから使い勝手や見やすさなどの好みで選んでもいいかもしれません。
クレジットカードも用途に分けるといいといわれますが、投資商品や用途によって証券口座をわけると管理がしやすくなります。
まだ口座が一つの方は、別の証券会社の開設を考えてみてはいかがでしょうか。

~番外編~
複数口座を一括管理できるツールも紹介しておきます。
・MoneyForwardMe
家計簿アプリですが、無料版でも銀行口座や証券口座を10個まで登録でき、一括管理できます。
・RoboFolio
証券会社ごとの資産を一括管理できるアプリです。
登録できる証券会社は限られていますが、保有銘柄の決算情報や資産推移、前日からの増減をグラフやデータで見ることができて便利です。

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