さて、2022年明けてからは色々と波乱の展開が続いています。
年明け早々に大幅に上がったと思ったら、ハイグロ株や米国大型テック銘柄が売られまくり。
1/26のFOMCでパウエル議長が利上げやQTを検討していると発言したまでは折り込み済みだったものの、その回数やペースについては明言されず、不透明感が残る結果となりました。
そして注目されたGAFAの決算は明暗が分かれました。
無事決算クリアしたGoogle、Apple、Amazonに対してMeta(Facebook)は決算ミスという結果。
Metaに関しては売上は伸びているものの、2021年11月の社名変更と共にメタバースへの事業注力を発表、今回はその先行投資による営業費用が響いた結果です。
とはいえ、一夜にして時価総額が29兆円吹っ飛ぶのは非常に異様です。
相場の地合いが悪いことを顕著に表しており、次回3月のFOMCまではボラティリティが高い相場が続きそうです。
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私は「15年後まで」に「6000万円」を貯めて「サイドFIREする」ことを目標としています。
倹約や節税を勉強して出費を減らしつつ、副業にもチャレンジして入金力を上げようと日々奮闘しています。
そんな比較的短期間で経済的自由を手に入れようとしている私がどんなポートフォリオなのか、マンスリーでまとめていますので、似たような境遇の方の参考になればと思います。
なお、銘柄なども包み隠さず紹介したりもしますが、同じ銘柄への投資を推奨しているわけではないのでご理解いただければと思います。
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2022年1月の資産状況とポートフォリオ
【日本】現物株
2022年1月は日本の現物株をだいぶ利益確定売りしました。
理由は3つあります。
・相場がハイボラティリティのため現金比率を高めるため
・日本株から米国株へシフトさせるため
・岸田政権への不信感
正直、3つ目の影響が大きいです。
金融課税増税、株主配当への言及など軽率な発言が多いこともありますが、7月の参院選に向けて議論が進展するとなれば日本相場は大きく反応すると想定しています。
実現性は低いとは思いますが、一国の首相の発言なので海外投資家から見たら警戒感を抱かざるを得ません。
日本相場の資金の7割は海外投資家ですから、警戒感が払拭されるまでは厳しいと考えています。
元々、優待銘柄以外で超長期で日本株を保有するつもりはないこと、保有銘柄が購入時の目標株価まで上昇していることから、優待銘柄を残して利確を始めています。
残っている商社株についても決算によっては利確しようかと思っています。
持つとしても1週間〜6ヶ月程度の短中期でバリュー株配当狙いで深追いはしないようにします。
【米国】現物株、ETF、投資信託
米国株は相当下落を被っています。
今回の資産減少はほぼ米国株の下落が影響しています。
ポートフォリオ上は数字が増えていますが、これは現物とETFを追加購入したためです。
相場全体で見るとハイグロやテックは大幅に下落していますが、銘柄によっては売られ過ぎな銘柄もあると思っています。
ウォッチ銘柄のうち、2銘柄が200日移動平均線で反発しましたので打診買いを入れました。
本気買いをするにはまだ不透明要素(決算発表、FRBの動き、ウクライナ問題等)が多いため、もう少し様子を見て追加購入を検討していこうと思います。
【その他】現金、仮想通貨など
日本株の売却により現金ポジションが増えています。
ひとまずは現金ポジションを厚めにし、買いのタイミングをうかがうこととします。
仮想通貨は完全放置なのでたまにしか値動きを見ませんが、最近動きが全くわからないですね。
一つうれしいニュースはOKコインでIOSTのステーキングサービスが始まりました。
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毎日IOSTが付与されるというのも嬉しいです。
まとめ
FRBの利上げとQTの不透明感、ウクライナ情勢などにより年明けから荒れた相場が続いています。
総資産は△50万円(△3%)でしたが、そのほとんどは米国株の下落が原因です。
ですが、特に悲観はしていません。
投資信託は黙々と定期積み立てをするだけですし、むしろここでしっかり調整をしている間に米国現物株の買い増しチャンスだと捉えています。
ボラティリティは引き続き高い状況になるかと思いますので、一気買いはせずに小出しで米国株ポジションを増やしていこうと思います。
【参考】今月のおすすめ書籍
「決算書は読みにくい!わからん!」という方でも決算書の読み方についてよくわかる「世界一楽しい決算書の読み方」です。
決算書には単に売り上げ等の数字に出てこない、重要な情報が隠されていることがありますが、文字と数字だけが並んでいる決算書はやはり手を出しにくい存在です。
私もあまり得意ではありませんでしたが、この本を読んでからは決算書を読むのが楽しくなり、色々な企業の決算書を比較するのも面白く感じています。
図や絵も多く、ビジュアル的にわかりやすく解説してくれていますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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