新型コロナウイルスの影響による株価暴落から、アフターコロナの景気回復が期待され、日本を含む世界の先進国では株価が上昇しています。特に世界の中心でもあり経済の中心でもある米国市場の動きは投資をしていく上で常に注視をする必要があると考えます。
最近はyoutube等でも米国株関連の動画が数多くアップされており、以前より身近な存在になってきていると感じます。
そんななか今回は、お気に入りの米国銘柄の一つであるエクソン・モービル社についてご紹介します。
※本ブログでは個人的な見解を交えて紹介をしています。
あくまで投資判断はご自身が納得した上で行ってください。
エクソン・モービルってどんな会社?
エクソン・モービルは米国最大手のエネルギー会社です、主に原油と天然ガスの生産のほか、石油製品の製造、原油・天然ガスなどのエネルギー関連事業を展開しています。また、オレフィン、芳香族化合物、ポリエチレン、ポリプロピレンプラスチックなどの石油化学品の製造のほか、発電事業にも出資をしています。
エクソン・モービルの業績は?
2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
売上高(百万ドル) | 237,162 | 279,332 | 255,583 | 178,574 |
営業利益(百万ドル) | 12,074 | 20,839 | 11,531 | -30,653 |
当期利益(百万ドル) | 19,710 | 20,840 | 14,340 | -22,440 |
配当(ドル) | 3.06 | 3.23 | 3.43 | 3.48 |
直近は新型コロナウイルスの影響や天然ガス事業での損失もあり、2020年期については40年ぶりに赤字となっています。エクソン・モービルのような採鉱もして輸送も担う事業の場合、世界情勢や天候、経済の影響を受けやすいのではないでしょうか。2021年に入っても記録的な寒波で操業停止が相次いでいます。
それでも2021年期の業績予測は黒字予想であり、増配を続けているところが魅力の一つです。
エクソン・モービルは買いなのか?
コロナ以前は70ドル付近であり、コロナショック直後は30ドル台まで落ち込みましたが、徐々に元の株価に戻りつつあります。
個人的にはこの先の環境規制も関係して以前の株価までは戻らないのではと予想していますが、何より配当利回りが非常に高いです。
2021/3/26の終値で57.71ドルとなっていますが、2020年期の配当金3.48ドルだったことを考えると、なんと利回り6%(税引前)を超えています。
安定感もあり、米国最大手のエネルギー企業、かつ配当金も手厚いということで、お気に入りの銘柄の一つとしてこれからも所有・買増をしていくつもりです。
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