【米国ETF】SPYDの特徴、利回り、配当、手数料など

外国株式・ETF

米国ETFの中でもS&P500銘柄かつ高配当株を寄せ集めた「SPYD」は、配当目当ての投資家としては非常に魅力的なETFではないでしょうか。
直近の2021.9期配当も発表されましたが、2020年の同時期に対し、約47%の増配となりました。
そんな「SPYD」の特徴や利回りを紹介していきます。

SPYDとは?

S&P500高配当指数の値動きに、概ね連動する投資成果を追求しています。
コアとなる資産クラスに対して幅広い分散投資を可能にするポートフォリオとなっており、高水準の配当収入および元本成長の機会を追求する低コストETFの位置づけです。
指数は、S&P500を構成する銘柄のうち、配当利回りの上位80銘柄のパフォーマンスを計測する指標です。

主な組み入れ銘柄は半期ごとにリバランスが行われ、高配当となりやすい不動産や金融やエネルギーなどの比率が高めになっています。
1銘柄あたりの比率は均等化されているため、多くとも1.5%前後となっており、VOOのようにGAFAMだけで20%を超える・・というようなことはありません。
また配当を重視した組み入れ銘柄となるため、ハイテク株の割合が低くなる傾向があります。
SPYD自体もキャピタルゲイン狙いではなく、どちらかというとインカムゲイン狙いになりますので、長期保有に向いたETFではないかと思います。

SPYDの詳細データ

設定日:2015年10月22日
純資産総額:496億$(2021/9/22時点)
保有銘柄数:79銘柄

配当金利回り:3.93%
配当日:年4回(3,6,9,12月)
経費率:0.07%

(2021.9.24時点情報)
現在価格:39.39$
1年リターン:50.49%
3年リターン:5.88%
5年リターン:7.70%

目を引くのはやはり配当利回りの高さではないでしょうか。
配当利回りは税引き後で4%近くあります。
経費率も0.07%と非常に低いため、値上がり益よりは長期保有によるインカムゲイン狙いがおすすめです。
売買ランキングでも上位の常連だけあって、非常に魅力的なETFです。

まとめ

高配当米国ETFの「SPYD」を紹介しました。
低い経費率で高い配当金が得られる人気のETFです。
S&P500銘柄から選んでいることもあり、大きな値上がりは期待できないものの、安定感があるETFだと考えています。

よくHDVやVYMと比較されていますが、組み入れ銘柄数やコロナショックのような大幅な株価変動に対する動きにそれぞれ特徴がありますので、よく情報を集めたうえで投資判断をしていただければと思います。

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