【米国ETF】VOOの特徴、利回り、配当、手数料など

外国株式・ETF

ここ近年で急速に投資を始める方が増えています。
YoutubeやTwitterでも様々な情報があふれており、「投資」という行為に対するハードルがどんどん下がってきているように感じます。
私自身も約2年前に一般NISAを活用して投資を始めました。
最初の1年は無難に投資信託を120万円分購入しました。
正直右も左もわからず、ネットの情報を頼りに何となく全世界株に連動するファンドと米国株に連動するファンドをメインに、東証リートに連動するファンドをちょこっと買いました。
次の年は何に投資しようかなと考えているときに、Youtubeで見た米国ETFへの投資に興味がわきました。


そんな時、一番最初に気になったETFが「VOO」です。
VOOはS&P500に連動するETFで名実ともにトップクラスの銘柄です。
米国ETFでおすすめを一つだけ選べと言われたらVOOと答えたくなるほど、超優良ETFです。
今回はこのVOOについて、特徴や気になる利回りや配当などを紹介していきます。

VOOとは?

バンガード社が運営するVOO(バンガードS&P 500 ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託)。S&P500種指数のパフォーマンスに連動する投資成果を目指しています。
S&P500種指数の全構成銘柄に投資し、四半期ごとに時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定し、リバランスしています。
S&P500の全銘柄にこれ一つで投資ができる銘柄です。
※S&P500とは、米国の主要業種を代表する大型株500銘柄で構成され、米国株式市場のパフォー マンスを表すベンチマークです。

組み入れ上位銘柄としては、アップル約6.2%、マイクロソフト約5.8%、グーグル約4.2%、アマゾン約3.8%、フェイスブック2.3%といわゆるGAFAMだけで22%以上を占めています。
GAFAだけでMがなくても日本の全企業の時価総額を上回っていますが、ほかにも世界をリードする企業が名を連ねています。

VOOの詳細データ

設定日:2010年9月9日
純資産総額:2532億$(2021/9/17時点)
保有銘柄数:500銘柄

配当金利回り:1.31%
配当日:年4回
経費率:0.03%

(2021.9.17時点情報)
現在価格:407.28$
1年リターン:33.94%
3年リターン:17.38%
5年リターン:17.82%

純資産総額が日本円にして約30兆円と半端じゃないです。
そして圧倒的な経費率の安さが際立ちます。
ちなみに日本の投資信託でS&P500に投資しようと思うと、手数料が安いeMAXIS Slim S&P500でも0.0968%となります。
これでも十分安いのですが、運用資産が多くなるほど手数料は効いてきますので、軽視してはいけません。
これだけ経費率が安いのにも関わらず、直近5年リターンは驚異の17%超え・・・ほんとにとんでもないです。
コロナショックでの大暴落があったにも関わらずこのパフォーマンスはほんとにすごいなと思います。
設定来パフォーマンスもきれいな右肩上がり
米国株としてみると、過去幾度も暴落に見舞われていますが、その全てから回復して右肩上がりを続けているという実績があります。
日本株は30年前のバブル時の最高値を更新できずにいますので、いかに米国株が強いのかを思い知らされます。

まとめ

今回は米国ETFの王道、S&P500に連動する「VOO」を紹介しました。
ETFは個別株を運用するよりもリスク分散ができ、経費率も安いため長期投資に向いています。
為替変動の影響を受けることを頭に入れておく必要がありますので、ご自身のポートフォリオに合わせ、ドル建てで米国ETF、円建てで投資信託という分け方もありかなと考えています。
今回は割愛しましたが、ほかにもS&P500と連動するETFがありますので、投資の際は比較してみるといいかもしれません。

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