銘柄・チャート分析に便利なツール【6選】

資産運用

ツイッター等のSNSでチャートなどの画像をアップしているユーザーさんがいます。
貴重な情報源として毎日チェックしているわけですが、投資を始めた当初は「この画像はどこのツールだろう?」と、思っていました。

ということで、今回は銘柄分析やチャート分析に便利なツールを使ってみた感想と共に紹介します。
知っているツールでも「こんな使い方あったんだ!」という発見があるかもしれません!

<この記事でわかること>

・みんなが使っている投資に便利なツールがわかる
・目的別に使い分けることで投資に関する情報を幅広く入手できる
・チャート分析のレベルが上がる?!

①マネックス証券「銘柄スカウター」

「マネックス証券」

企業情報が詳しく網羅されている
・年度ごと、四半期ごとの指標がビジュアル化されていてわかりやすい
セグメント別の売上構成や業績推移がわかる

マネックス証券で口座開設(無料)が必要ですが、その手間をかけても損はしない価値があります。
企業情報はYahoo!ファイナンスなどで見かけるものより詳細にかつ網羅的に記載されています。
またファンダメンタルズに関わる各数値・指数もグラフでビジュアル化されており、非常に見やすいです。
セグメント別のデータも見ることができ、本業が伸びているか、国内海外どちらが盛況か、それぞれの利益率はどうか、など企業を知る上でここまでまとまっているツールはなかなかありません。
簡単に銘柄を比較できる機能もあり、気になった銘柄と同業種を横並びにして業績を比較できたり、PER・PBR・配当利回りなども吟味することができます。

②株探

「株探」

・銘柄分析、決算速報、ニュース、業績など全てがわかる決定版
・成長性、収益性が一目でわかる
「銘柄探検」で銘柄発掘ができる

とにかく色々な情報が見れる決定版のツールと言えます。
ここだけで株式投資に関わる情報は全て入手することができます。
個人的にはニュースや決算速報が充実しているところに魅力を感じています。
決算速報はAIで表示しているらしく、タイムリーに更新されますので決算時期には必読です。
あとは新規銘柄を探すのに役立つ「銘柄発掘」が非常におすすめです。
例えば、連続最高益を出している、営業増益率が高いなど、ファンダメンタルズ的な要素での銘柄探しができたり、ゴールデンクロスや移動平均線上昇トレンドなどのテクニカル的な銘柄探しもできます。
プレミアム版(有料)もありますが、上記の機能はもちろん、ほとんどの機能を無料で使えます。
プレミアムになると更に詳細な情報が入手出来たり、速報性が上がったりしますので、興味のある方はまずは30日無料体験で使ってみるのもいいかもしれません。

③Twitter

「Twitter」

・プロをはじめ、個人投資家の様々な分析・見解を得ることができる
下手なニュースサイトより情報が早い
投稿の質は良し悪しあるため鵜呑みにしすぎないことが大事

Twitterで銘柄分析できるの?と思われるかもしれませんが、Twitterのアクティブユーザー数はSNSの中でトップの4500万人(2021.11時点)です。
ユーザーが多いということは、自ずと投資レベルの高い方も集まってきます。
みんなが競うように最新かつ注目される投稿をしますので、色々な知見を得ることができます。
またフォロワーをリスト分けもできるので、米国株の情報が多い人、取引時間中のツイートが多い人、チャート分析が多い人などに分類してチェックすることができます。
ただし、人が多いということは投稿の質にもバラツキがありますので、鵜呑みにしすぎないよう注意しましょう。
あくまで情報の入り口として捉え、気になる銘柄があればしっかり自分で調べてから投資判断をするようにしましょう。

④TradingView

「TradingView」

チャート分析の決定版
・10万個以上のインジケーターを好みに合わせたカスタマイズが可能
・チャートに簡単に線を描画できる

チャート分析といえばもうTradingViewです。
できないことはないと言ってもいいくらい充実した機能を無料で使えます
操作も直感的で表示画面も非常にわかりやすいUIとなっています。
有料版もいくつかのグレードに分かれて用意されており、インジケータの数値をチャート毎に管理可能であったり、1画面に複数のチャートが表示できたりと、より精密にチャート分析をしたい方やデイトレード向けの仕様となっています。
無料版だと日本株がリアルタイム表示されないのがデメリットですが、デイトレをする方以外は気にならないかと思います。

⑤TRADER’S WEB

「TRADER’S WEB」

・特にニュースが充実している万能サイト
レーティング(目標株価)の変更が一覧化されている
信用取引の買い残、売り残の増減率ランキングが見れる

トップ画面はニュース中心のように見えますが、国内外のチャート分析や銘柄スクリーニングはもちろん、各国のGDPなどの経済指標、IPOスケジュールなどもう紹介しきれないくらい色々な情報が見れます。
その中でもよく使っているのはレーティングの確認です。
レーティングは株価が上下する要因の一つですが、各証券会社が一斉に目標株価を引き上げていたりすると価格上昇の可能性がありますし、逆に目標株価を引き下げていることが原因で下落することもありますので、チェックしておくと便利です。
信用取引の「信用残コメント」というところでは、信用取引の売り残、買い残の増減ランキングを見ることができます。
「この銘柄は売られすぎだな」や「信用買い残が増えているな」などがわかることで、保有銘柄の株価が材料が出たのに上がらない時は、信用買い残が増えていることが原因かな?という予想もできます。

⑥世界の株価

「世界の株価」

世界の株価を網羅的に閲覧でき、指数の値動きランキングが確認できる
・セクター別の値上がり、値下がりが一目でわかる
投資主体別では海外・個人の割合がわかる

サイト名の通り、世界の株価の全体感を掴むのに有効なツールです。
指数、為替、原油、ビットコインなどを幅広くカバーしています。
セクター別での値動きを見ることで、投資家が注目しているセクターを知ることができます。
投資主体別では海外投資家の動きが見えるのも興味深いです。

まとめ

投資においてはより多くの情報を得ることが大事です。
どんな銘柄があるのか、それはどんな企業なのか、成長性はあるのか、投資家から注目されているのか、本当に投資していいのか・・・。
そういった判断をする際、それぞれのツールをうまく使い分けることで効率的に情報を集めることができます。
みなさんがいい投資判断ができることを祈っています。

~本日の一冊~

「決算書は読みにくい!わからん!」という方でも決算書の読み方についてよくわかる「世界一楽しい決算書の読み方」です。
決算書には単に売り上げ等の数字に出てこない、重要な情報が隠されていることがありますが、文字と数字だけが並んでいる決算書はやはり手を出しにくい存在です。
私もあまり得意ではありませんでしたが、この本を読んでからは決算書を読むのが楽しくなり、色々な企業の決算書を比較するのも面白く感じています。
図や絵も多く、ビジュアル的にわかりやすく解説してくれていますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。


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