【投資2年目】30代子持ちのコア・サテライト戦略

夏の暑さにやられているはるです。
気が付けば本格的に投資を始めて1年半が経過しました。
先日職場の投資仲間とZOOM飲みをしながら最近の投資の状況で盛り上がっていました。
ZOOM飲みの最中に、「自分の投資方針ってなんだろう」とふと考えこんでしまいました。
自分は何を目標にどうしたいのか。
今後も投資を続けていく上で「軸」がぶれないよう、改めて頭の整理をしようかと思います。

これから投資を始めようと思っている方、そもそも始めるか迷っている方、私と同じく投資かけだしの方。
あくまでいち素人の一人の意見として、知識ゼロから始めた私の投資方針が少しでも役に立てば幸いです。

私が投資を始めたきっかけ


思い返せば、私が投資を始めたころはコロナの感染が徐々に世界中に広がる中、世の中の先行きが非常に不安な時期でした。
いちお誰もが知っている企業でサラリーマンをしていますが、コロナの影響を悪い意味で非常に受けやすい業界です。
このままコロナが感染拡大を続け、日本経済が停滞したらさすがにうちの会社もリストラもありえるのでは・・と不安になり、お金に関する勉強を始めました。
加えて現在の職場が非常にきついポジションであり、帰宅が毎日深夜になるため平日は家族とまともに会話ができません。(残業代がちゃんと出ているのが救いですが・・)
将来的には単身赴任も間違いなくあるため、会社に縛られずに生活が成り立つ基盤が欲しいと思ったのも投資を始めるきっかけの一つでした。(FIREしたい!)

まず最初にやったことは投資系YouTuberを通勤時間を利用して見あさりました。
その中でも特に投資だけでなく、節税や保険の考え方、お金の増やし方として非常にわかりやすかったのは「両学長」です。
書籍も出しており、「本当の自由を手に入れる お金の大学」義務教育に取り入れてもいいくらい、生きていく上で豊かになれるお金との付き合い方を勉強することができます。
私のいまの生活は両学長にめちゃくちゃ影響を受けています。
生活を見直して手間をかけずに出費を減らし、サラリーマンができる節税を使えるだけ使い、浮いたお金を投資に回し、最近は副業を始めて少しづつですが稼ぐ力を身に付けようとしています。
そのほかには「ぽんちよ」さんや「ロジャーパパ」さんもよく見ているYouTuberです。
解説が非常にわかりやすく、声も落ち着いた感じで聞きやすいので、通勤時に勉強しています。
ぽんちよさんは出版している書籍が共感できる内容で勉強になりました。

ということで、YouTubeから知識を身に付けだした私ですが、「軸」となる私の投資戦略を紹介していきます。

コア、サテライト戦略とは?

私の投資方針は中長期的に投資をする「コア戦略」と短期で利食い損切りをする「サテライト戦略」に分けています。
この切り分け方は「最重要」だと考えています。
なぜなら、仮にサテライト側で爆益が出てしまった場合、コア側の資金を使ってまでサテライトに回してしまう可能性があるからです。
人間の心理として、何か歯止めがなければ儲かる方にどんどん投資してしまいます。
その結果、気が付いたら取り返しのつかない損失を出してしまったら生活が成り立ちません。
特に家族や子ども、家のローンが残っている中では最悪の事態は避けなければなりません。

そこで私はそれぞれを割合で区切っており、【コア:80%】【サテライト:20%】と決め、もしサテライト側が儲かった場合はトータルでリバランスし、突っ込みすぎないようにしています。
これが私の「ルール」であり、守るべき「軸」ということになります。
もちろんこの割合は個人の環境によって左右されます。
独身の方であればサテライトの割合を増やしてもいいと思いますし、40~50代の方であれば資産を守る上でもコアの割合を増やしていくほうがいいかと思います。
なんにせよ、自身で決めたルールを「必ず守る」ことが長く投資と付き合っていくコツではないでしょうか。

「コア戦略」での投資先

コア戦略は中長期的な保有を目的としています。
投資先の優先順位は以下の通りです。

①NISAの活用
 私は一般NISA口座、妻は積立NISA口座を開設し、年間の非課税枠をフル活用しています。
 投資開始前の時点で資産が何千万とお持ちの方以外は、NISAを最優先で活用すべきです。
 期間は限られていますが、約20%かかる譲渡益を非課税にできるため、活用しない手はないです。
 特に積立NISA枠で投資できる銘柄は、金融庁が選別した優良ファンドがそろっていますので、
 とんでもない地雷のようなファンドが混ざっていないという点も安心できます。
 ちなみに一般NISA枠では現物取引もできるため、私は米国ETFを購入しています。

②安定している高配当株
 NISA枠以上の余剰資金は高い配当金が期待できる現物株を購入しています。
 皆さんの中には「投資=配当金」をイメージする方も多いのではないでしょうか。
 私も配当金が欲しい人間なので、投資をするモチベーションを保つために保有しています。
 よく使うお店の株主優待も半年に一回送られてくるため、お得感があります。
 ただし、あくまで「モチベーションの維持」を目的にしていますので、少しだけにしています。
 いくら長期的に株価が安定しているとは言え、現物株はリスクが高い投資商品です。
 高値掴みをしてしまったAT&Tはいまや含み益が5万円近くなってしまいました。
 (配当金が入ってプラスになるまで意地でも保有し続けます笑)
 また中長期で見ればインデックスファンドに投資を続けた方がリターンは確実に高いですので、
 その点は理解した上で保有する必要があります。

③iDecoや企業型DCの活用
 老後2000万問題とよく言われていますが、いまや公的年金はまったく当てになりません。
 特にいまの20代、30代が年金をもらう頃には日本の人口の4割近くが高齢者のため、
 年金を支えてくれる人がいない状態となります。
 さすがに国も対策を取らないわけではないと思っていますが、自己防衛はしておくべきです。
 そこで「確定拠出型年金(DC)」を上手く利用して老後資金を作っていく必要があります。
 いい点は「60歳までの運用期間中は非課税」「所得控除による節税」ができます。
 さらに企業型DCであれば社会保険料も軽減され、運用時の口座手数料もかかりません。
 また運用者が死亡した場合は遺族に残せるため、ある意味生命保険も兼ねているといえます。 

 注意点は「60歳まで資金が拘束され解約できない」「受取時には課税される」ことです。
 資金拘束されるということは、いざ大金が必要になった場合、
 NISA等であれば売却して現金化できますが、確定拠出型年金は引き出すことができません。
 これが優先順位を下げている理由であり、「本当に使わない余剰金」のみを当てています。
 また企業型DCでは現役中は社会保険料が軽減されることがメリットでしたが、
 裏を返せば厚生年金の計算にかかる標準報酬月額が減るため、将来の年金は減ります。
 現役のうちにしっかり貯めておけば軽減メリットのほうが大きいのですが、
 この点は理解しておく必要があります。

 少しアウトローな使い方ですが、児童手当の所得制限がかかる収入帯の方であれば、
 確定拠出型年金の拠出額をコントロールすることで児童手当を満額もらうこともできます。

「サテライト戦略」での投資先

サテライト戦略では短期投資を目的としています。
過去にはFXや仮想通貨なんかも勉強の意味で手を出してみましたが、正直ギャンブルだと感じたので今はやっていません。
あくまで「投資」をしているので、ギャンブルは深みにハマってしまいそうで落ち着かないのでやめました。
いまはサテライト戦略として購入しているのは現物株のみとなります。
成長株であるバリュー株や、コロナや世界情勢などで上下している株などを信用取引を活用して売買しています。
もちろん前述したコア・サテライトの割合の範囲内でやっていますので、ほとんどレバレッジはかけていません。
信用取引を使っている理由は「買い」だけでなく、「売り」からもできる点です。
上昇相場だけでなく、下落相場での利益も狙えるため、チャンスは多くなります。
平日はサラリーマンをしている身ですので、もちろんチャートに張り付くなんてできないので、
利益確定ポイントと損切ポイントをあらかじめ設定した上で、取引をしています。
始めて2~3カ月でまだ数回しか取引していませんが、得意な分野の業界に絞っていることも功を奏しているのか、なんとか黒字を保っています。

まとめ

30代子持ちのコア・サテライト戦略を紹介しました。
家族の生活を守りつつ、お金を最大限活用して資産を増やしていくため、勉強の日々です。
最近はFIREムーブメントが日本でもはやっています。
私自身も最終的には50歳までにセミリタイアを目指したいと考えています。
これからも節約の方法や投資に関する情報などを発信して、少しでも同じ目標を持つ方と共有できればと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました